Dwight House

NBAブログの形をしてます

18-19シーズン開幕

ブログではお久しぶりです。GHiJです。何か書こうかなと思ってるうちに開幕してしまいました。でもまあこんなもんですよね。

今回は、Atlanta Hawksのオフシーズンの振り返り、新シーズンの見所を書こうと思います。昨年連続PO出場記録が途絶え、新たな道を歩み出したホークスは、今オフも改革を進め多くの選手を入れ替えました。

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IN:Trae Young, Jeremy Lin, Alex Len, Justin Anderson, Vince Carter, Kevin Huerter, Omari Spellman

 

OUT, Dennis Schroder,Mike Muscala,

Malcolm Delaney

 

正PGにして昨季の最大戦力だったシュルーダーをメロ絡みのトレードでOKCに放出、代わりに今季保有していた3本の1巡目指名権を用いたルーキーとレン、アンダーソンと言った若手、そしてリンと大ベテランのビンスカーターを加えました。

GSWを目指すと言われているホークスとして理にかなった補強だと思います。シュルーダーを実質プロテクト付きの1巡目1本で放出したのは痛手ではありますが、限界が見えていたのも事実。代わりとしてドンチッチを手放してまで手に入れたのはフレッシュマンながらNCAAで得点とアシストの二冠を成し遂げたトレーヤング。何故ドンチッチを手放したのか不可解に思うと思いますが、真相としてはフロントがヤングをドンチッチより評価し、ドンチッチが欲しかったDALにトレードダウンを持ちかけたようです。

超長距離の3Pが印象に残る選手ですが、サマーリーグでは乱発していた超長距離砲をプレシーズンでは封印し素晴らしいプレーメーカーとしての才能を発揮しました。サマーリーグ、プレシーズンと前半酷く(ソルトレイクシティでのサマーリーグでは3試合でFG%驚異の23%を記録)後半持ち直しており、その色々な意味で派手なスタッツ、今ドラフト最優秀の選手と言えるドンチッチとトレードされた印象の強さ、そして素晴らしいプレーで一気に今ドラフト最注目ルーキーになりました。今ドラフトではドンチッチとエイトンが注目されがちですが、是非ヤングにも注目していただきたいです。

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サマーリーグ初戦の(悪い意味で)超ヤバいハイライト

youtu.be

↑ヤングの名前を世界に知らしめたプレシーズンのSAS戦のハイライト

https://basketball.realgm.com/player/Trae-Young/Summary/88934

↑トレーヤングのサマーリーグ、プレシーズンのスタッツ

他の選手に目を向けると、カーター、リンと客を呼び込めそうな人気のある選手に加え、今ドラフトで獲得を見送ったインサイドの補強としてアレックスレンを獲得しました。すっかりネタキャラとしての地位を確立してしまった感のあるレンですが、今季はプレシーズンで3Pを7/11で決めるなど6年目にして一段階上の選手になれる可能性を垣間見せました。キャリアの平均出場時間が20分を切るなどなかなかまとまった出番が無かったレンですが勝ちを焦る必要のないホークスでは多くの出番が与えられる可能性があり(でもPHXもそうだったよな…)、

これまでの低評価を覆すような活躍が期待されます。

昨季の強さも面白さもない枯れたシーズンを経て、ホークスは着実に再建の一歩を踏み出しました。客が来ないことに定評のあったホームアリーナも生まれ変わりました。ヤングを中心に若く見応えのあるゲームを展開し、最大3本のロッタリー指名権(自前、DALのTOP5プロテクト、CLEのTOP10プロテクト)を保有する来年のドラフトに繋げられるか、不人気フランチャイズの歴史を覆すことが出来るか。昨年を再建に取り掛かるシーズンだとすれば、今シーズンは踏み出した再建の歩みを正しい方向に向けられるか試されるシーズンになるでしょう。強い理由もなく応援し始めたホークスですが、3年目にして最高の胸の高鳴りを感じています。この1年皆さん楽しんでいきましょう。是非ホークスの試合を観てみて下さい。後悔はさせません。

https://www.forbes.com/sites/timnewcomb/2018/10/03/atlanta-arena-renovation-erases-notion-of-seats-and-suites-with-fresh-business-blueprint/#3a339aee2e3d

↑ホームアリーナのリノベーションに関する記事